今回はASO(アプリストア最適化:App Store Optimization)について解説します。
ASOとはアプリ版SEOのことになります。つまり、AppStoreで検索した際に上位表示させる技術のことです。
用語は異なりますが、かなりSEOに近いためSEO経験者には勉強しやすいと思います。
それではASOについて紹介していきます!
スポンサードリンク目次
ASOの改善ポイント 6項目
大きく分けてASO対策する部分は6か所になります。1つ1つ解説していきたいと思います。
アプリ名
基本的ですがアプリ名です。
検索した際にアプリ名は目立つように表示されます。
ポイントとしては下記があります。
- 読んでアプリの内容がわかるアプリ名
- コンセプトや検索キーワードを盛り込まれていることアプリ名 ※類似キーワードでも可能
ちなみに、AppStoreではアプリ名の長さは最大255字、推奨23字になります。
また、アプリ名を変更するタイミングはAppStoreではアップデートの時、GooglePlayはいつでも変更が可能です。
アプリアイコン
次はアプリ名の隣に表示されるアプリアイコンです。
ポイントとしては下記があります。
- 見てアプリ内容が想像できるアプリアイコン
- 他のアプリと区別しやすいアプリアイコン ※画面に置いた時の見た目を確認しましょう
アプリスクリーンショット
アプリをプレイした印象を与える部分です。ユーザーにダウンロードしてもらうために非常に重要です。
下記のように改善を心がけてください。
- プレイした際の楽しい印象が伝わるスクリーンショット
- 画面のスクリーンショットだけではなく文字を入れることで補足説明ができます。
アプリ説明文
説明文に関しては様々な工夫ができるようになっています。
下記はユーザーにインストールしてもらうための具体例です。
- iOS8以降ではAppPreviewという動画(15~30秒)を掲載できる。GooglePlayではYouTube動画を挿入可能、URLをGooglePlayデベロッパーコンソールに張り付けるだけ
- アプリの特徴を伝える説明文。iTunesConnectデベロッパガイドには「ユーザーの視点に立ち、アプリの機能や設計に重点を置く。アプリの特徴、他のアプリの違いを説明する。」と書かれています。
- 実績や評判を伝えるアプリ説明文。 例えば受賞歴、累計ダウンロード数、レビューコメントなどが実績、評判になります。
- GooglePlayの説明文は80文字のメイン説明文と4000文字の詳細説明文に分かれます。HTMLタグで加工できることが特徴です。
- 類似キーワードをいれることも重要です。
見つけてもらいやすいキーワード
見つけてもらいやすい検索キーワードは下記のように改善が可能です。
- Googleアナリティクスを設定し、ダウンロードページに到達した検索キーワードを調べる。(Androidアプリ限定)
- アプリ名に入らなかったキーワードを説明文に入れる。
- 関連性のあるキーワード、フレーズ、慣用句、言い換え、並び替えを入れる。
- 普段使う言葉もキーワードとして入れてみる。
アップデート説明文
- アップデート説明文もアプリを認識させる重要な施策になります。
バージョン情報、変更内容、アップデート日付、過去のバージョンでのアップデート内容を残し、改善イメージやユーザーの声を取り入れているというポジティブなイメージを与える。
レビュー対応
見落としがちなのがレビュー対応です。
- GooglePlayでは「アプリが起動しない」「強制終了する」などの不具合をコメントで返すことが可能です。レビュー返信をすることで信頼感を高めることができます。