今回はアプリのマネタイズの方法について解説します。
アプリを作る目的といえば「みんなに使ってもらえるアプリを作りたい!」「自分が欲しいアプリを作りたい!」等もあるかと思いますが、作ったアプリがみんなに使ってもらえて尚且つお金も稼げれば最高ですよね。
アプリでお金を稼ぐ方法(業界用語:マネタイズ)について種解したいと思います。
スポンサードリンク目次
アプリマネタイズの種類
大きく分けて課金モデルと広告モデルの2種類があります。
課金モデル
ユーザーから料金を徴収するモデルになります。
有料アプリを販売するパターンと無料アプリ内で有料アイテムを販売するパターンがあります。
有料アプリを販売するパターン
ゲームアプリの場合
有料アイテムを購入すると強くなり先に進みやすくなったり、途中までは無料でゲームを続行するにはお金を払わないといけないなどがあります。
ゲーム以外のアプリの場合
コンテンツの一部は無料で課金すると続きを読めたり、基本機能は無料で月額料金を支払うと全機能が利用できる等があります。
有料アプリの価格
iPhoneアプリ(AppStore)の場合 1ドル~1000ドルまで設定できます。
Androidアプリ(GooglePlay)の場合 99円~2万円まで設定できます。
無料アプリ内で有料アイテムを販売するパターン
アプリ内で有料アイテムを販売するポイントがあります。
- 利益が確保できる金額を設定
- アプリのダウンロード数を伸ばす施策を実施
- ユーザーに課金をさせるタイミングを作り、有料アイテムのメリットをユーザーにアピール
特にユーザーへの購入タイミングに関しては下記の場合はおススメです。
- ターゲットは無料ユーザーの中で比較的使用頻度が高いユーザー
- タイミングはターゲットが利用をする時間帯、曜日を設定
- 有料コンテンツを促すメッセージをダイアログ、お知らせで表示
- 一定間隔で表示し邪魔にならないように促す
広告モデル
アプリ内に広告を表示し、広告提供元から広告収入を得るパターンがあります。
ニュースアプリなど接触回数が多いアプリはこちらの広告モデルをとっています。
広告収入としては下記のような相場になります。
- インプレッション型広告(CPM) 1インプレッション 0.3円程度
- クリック型広告(CPC) 1クリック 10~30円
- 成果報酬型広告(CPI/CPA) 1ダウンロード 100~500円
また、広告の主な表示方法としては下記となります。
- 特定のスペースにバナー画像を表示する(バナー)
- コンテンツになじませて表示する(ネイティブアド)
- 動画を埋め込んで再生する(動画広告)
アプリタイプ別マネタイズ方法
下記はジャンル別マネタイズ方法です。ソフト力が強いアプリが課金系の割合が高くなっています。
ただし、開発力が求められるため多くのアプリが広告モデルで収益を立てているのが現状です。
- ニュース系・・・広告系が多い、専門的なニュースのみ課金系(有料会員など)
- ゲーム系・・・広告及び課金併用型が多い
- ビジネス系・・・課金系(有料アプリ)、一部広告系
- ファイナンス系・・・課金系(一部機能のみ無料、その後 有料)
- 天気系・・・広告系
- 教育系・・・課金系(有料アプリ)