Googleアドワーズ

【初心者向け】 Googleアドワーズの検索広告を使ってみよう!

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Googleアドワーズ掲載結果(ビール通販)

今回はGoogleアドワーズの検索広告について解説したいと思います。

このサイトを見ているような方であれば、大多数の方が知っているのではないでしょうか?

インターネット広告の中でGoogleアドワーズの検索広告は最も使われている広告の1つです。

検索広告の基本的な機能や用語から効果的な使用方法まで説明していきます。


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目次

Google検索広告の掲載場所

Googleアドワーズ掲載結果(ビール通販)

Googleアドワーズ掲載結果(ビール通販)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掲載場所はGoogleの検索結果画面になります。

検索結果画面の上部4か所及び下部3か所の合計7か所に表示されます。

表示される条件はアドワーズ管理画面から登録したキーワード及び関連するキーワードで検索された時に表示されます。

広告の表示順位について

掲載順位はGoogleが定めた広告ランクによって決定されます。

広告ランク

次の計算式で決定されます。

  • 広告ランク = 品質スコア × 上限クリック単価 + 広告表示オプション

品質スコア

品質スコアはキーワードに対して割り振られます。

また、下記の要因で1~10まで割り当てられます。最高が10です。

  • キーワードと広告の関連性
  • クリック率(CTR)
  • ランディングページの品質 (ページ読み込み時間、ポップアップの有無など)

ランディングページにも影響されるのは意外ですね。しっかりページ制作の部分もチェックしましょう。

上限クリック単価(CPC)

広告の1回のクリックに対してお支払いいただく金額の上限です。

品質スコアが高いほど、同じ掲載順位を獲得するための上限クリック単価は節減できる。

実際のクリック課金額

次の計算式に基づいて決められます。

実際のクリック課金額 = 掲載順位直下の広告ランク / 自社の品質スコア + 1円

同じ広告を出している競合他社の状況にかなり影響されることがわかります。

AdWordsアカウントの階層構造

Googleアドワーズ管理画面

Googleアドワーズ管理画面

アカウント、キャンペーン、広告グループの3層構造になります。

アカウント

最も上位の階層にあるのがこのアカウントです。

全体に関わるユーザー登録、メールアドレス、パスワード、通知設定、請求情報などを登録する階層です。

1企業1アカウントが原則ですが、支社ごとにアカウントを分けたりすることができます。

複数のアカウントを管理したい場合はMMCアカウントという更に上位のアカウントを取得することになります。

キャンペーン

アカウントの下に一するのがキャンペーンです。

キャンペーンはプロモーションしたいカテゴリー、テーマ別に作成するのが基本です。

キャンペーンでは1日の予算、掲載先、言語・地域、日時などを設定することができます。

広告グループ

キャンペーンの下に位置するのが広告グループになります。

広告グループの中にキーワード、広告分(見出し、URL、説明文)を作成していきます。

広告グループがアカウントの中の最小単位になる為 同じくくりになる商品、サービス毎に広告グループを作成していきます。

キャンペーンタイプ

キャンペーンを作成する際に6種類から選ぶことができます。

Googleアドワーズ管理画面(検索ネットワーク)

Googleアドワーズ管理画面(検索ネットワーク)

検索広告を利用したい場合は「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」、「検索ネットワークのみ」の2種類のどちらかを選ぶことで使用できます。

検索広告だけを使用したい場合は「検索ネットワークのみ」を選択してください。

検索広告とディスプレイネットワークを両方 初めて利用したい場合は先ずは手軽な「検索ネットワーク(ディスプレイネットワーク対応)」を選択することをおススメいたします。

検索ネットワーク

Googleアドワーズ管理画面(検索ネットワーク)

Googleアドワーズ管理画面(検索ネットワーク)

Googleアドワーズ 検索ネットワーク種類

Googleアドワーズ 検索ネットワーク種類

検索ネットワークを選択した後はWebサイトまたはアプリに誘導するかの2種類を選択することができます。

モバイルアプリのインストール

アプリストアに誘導する広告です。

モバイルアプリのエンゲージメント

既にアプリをインストールしているユーザー向けに特定のページ(=ディープリンク)に遷移させることができます。

地域ターゲティング

Googleアドワーズの場合は細かく地域ターゲティングできることが特徴です。

地域ターゲティングの種類

Googleアドワーズ 地域ターゲティング

Googleアドワーズ 地域ターゲティング

4種類の地域ターゲティング方法があります。

ECであれば国レベル、店舗型のビジネスであれば半径〇Kmと使い分けると費用対効果が向上します。

  • 都道府県
  • 市区町村
  • 半径〇Km

ユーザーの地域判別方法

使用しているGoogleの種類(co.jp、.com、.frなど)、IPアドレス、使用しているWifiをもとに地域の特定をしています。

言語ターゲティング

Googleアドワーズ 言語ターゲティング

Googleアドワーズ 言語ターゲティング

40言語以上から指定が可能です。

ユーザーの言語判別方法

Googleアカウントの言語設定、パートナー債十使用言語などを見て言語の特定をしています。

1日の予算

Googleアドワーズ 1日の予算

Googleアドワーズ 1日の予算

個々のキャンペーン毎に設定する金額です。予算に達するとその日の広告掲載は停止されます。

日によって設定した1日の予算の最大20%を上回る場合がります。

ただし、1日の予算に1か月の平均日数(30.4日)を掛けた金額を超えないように調整されます。

広告配信オプション

1日の予算を消化するペースを2種類から選択し設定することができます。

標準に設定した場合は1日を通して均等に消化されます。

集中化を設定した場合は1日の間でできるだけ早い時間に広告が表示され、早めに予算が消化される可能性があります。

広告のスケジュール設定

指定した時間帯や曜日のみ広告を表示できます。

時間ごとに入札価格を調整することが可能です。

広告のローテーション

広告グループ内に複数の広告がある場合 4種類のローテーションの中から広告表示させることができます。

  • クリック重視で最適化
  • コンバージョン重視で最適化
  • 均等にローテーション
  • 無期限にローテーション

広告文

よりユーザーに興味を持ってもらうために広告の工夫をしましょう。

効果的な広告文

下記のように作成すると興味を持ってもらいやすくなります。

  • 価格、特典、限定サービスを強調
  • キーワード(ユーザーの検索語句)を含める
  • 広告とランディングページを一致させる
  • ユーザーに行動を促す

禁止されている広告表現

Google広告の編集ポリシーにより下記のような書き方は推奨されません。

  • 日本語としてわかりづらい表現
  • 「クリック」を含む広告文
  • 見出しに感嘆符(!)を使用
  • 本文で感嘆符(!)を複数利用
  • 記号、数字、文字本来の用途外での使用
  • 客観的な根拠のない誇張、比較表現
  • ランディングページにない情報を記載

動的テキスト

動的テキストとは状況に応じて内容が自動的に更新される広告を表示できる機能です。

キーワード挿入

ユーザーの検索語句とマッチした広告のキーワードを挿入します。

{=KEYWORD:デフォルトのテキスト}

部分マッチングで検索されたキーワードまたは文字数をオーバーしたキーワードに関しては、デフォルトのキーワードが表示されます。

カウントダウン

イベントまでの時間をカウントダウンし、現在の時刻を自動的に計算し表示します。

{=GLOBAL_COUNTDOWN(“yyyy/MM/dd HH:mm:ss”,”言語”,”残り日数”)}

広告カスタマイズ

選択する属性に基づいて自動的に更新されるパラメータを追加します。ビジネスデータをアップロードしている場合 広告カスタマイズはオプションの一つとして表示されます。

上級者向け広告

動的検索広告

システムがウェブサイトで提供されている商品と関連性の高い検索を特定して自動的に表示します。
商品が多く情報の変更が多い広告主で使用すると最適です。

商品リスト広告(ショッピング広告)

画像、商品名、価格、ショップ名を表示できるフォーマットです。Google検索とGoogleショッピングでテキスト広告とは別に専用のボックス内で表示されます。

キーワードのマッチタイプ

部分一致
絞り込み部分一致
フレーズ一致
完全一致
除外

Googleアドワーズの便利ツール

キーワードプランナー

キーワードや広告グループ候補を検索すると獲得が見込めるトラフィック情報(月間平均検索ボリューム、競合度、広告インプレッションシェア)がわかります。
複数のキーワードを組み合わせて新しいキーワードを追加したりできます。

効果測定

Googleアドワーズ コンバージョントラッキング

Googleアドワーズ コンバージョントラッキング

コンバージョントラッキングを使用することで広告の成果をより細かく把握していきましょう。

クロスデバイスコンバージョン

ユーザーが広告をクリックしたデバイスとは別のデバイスで達成されたコンバージョン

ビュースルーコンバージョン

GDN上でAdWordsの広告を見たもののクリックしなかったユーザーがその後 30日以内に達成したオンラインコンバージョンの数

クロスアカウントコンバージョン

クロスアカウントコンバージョンを使用すると大量のアカウントでも1つのコンバージョンコードスニペット(タグ)で全アカウントのコンバージョンをトラッキングできます。

拡張クリック単価(eCPC)

上限クリック単価制の時に利用でき、コンバージョンにつながりやすいユーザーに対して最大30%入札価格が上がります。
可能性が低いクリックに対しては最大100%引き下げられます。

コンバージョンオプティマイザー(CPA:目標コンバージョン単価)

コンバージョンと設定したコンバージョン単価を考慮しより多くのコンバージョンが獲得できるよう入札単価が自動調整されます。
利用条件の「過去30日で15件以上のコンバージョンを獲得しているキャンペーン」をクリアすることで使用できます。

コンバージョンオプティマイザーが入札単価を求める計算式

推定コンバージョン率 × 目標コンバージョン単価

推定コンバージョン率を算出するうえで参照する項目

デバイス、時間帯、検索語句、プレースメント、ブラウザ、地域など

コンバージョン数が下がった場合はCPAが低すぎる場合がある為 高めに再設定する必要性がある。

インプレッションシェアレポート

Googleアドワーズ 表示項目の変更(インプレッションシェア)

Googleアドワーズ 表示項目の変更(インプレッションシェア)

検索インプレッションシェア

検索ネットワークで発生した表示回数を表示候補となった回数の推定値で割ったもの

ディスプレイインプレッションシェア

ディスプレイネットワークで表示回数を表示候補となった回数の推定値で割ったもの

検索インプレッションシェア損失率(予算)

予算不足が原因で検索ネットワークに広告が表示されなかった回数の割合です。

ディスプレイインプレッションシェア損失率(予算)

予算不足が原因でディスプレイネットワークに広告が表示されなかった回数の割合です。

検索インプレッションシェア損失率(広告ランク)

広告ランクの低さが原因で検索ネットワークに表示されなかった回数の割合

ディスプレイインプレッションシェア損失率(広告ランク)

広告ランクの低さが原因でディスプレイネットワークに表示されなかった回数の割合

完全一致の検索インプレッションシェア

キーワードと完全一致する検索によって検索ネットワークで発生した実際の表示回数を表示候補となった回数の推定値で割ったもの

掲載結果の確認

ネットワーク別分割表示

Googleと提携パートナー(livedoor、OCNなど)の掲載結果データ(期間、クリックタイプ、デバイスなど)を比較することができます。

オークション分析レポート

Googleアドワーズ オークション分析レポート

Googleアドワーズ オークション分析レポート

同じキーワードに入札している広告掲載上の競合広告主との掲載結果を比較することができます。

キャンペーンの「詳細」→「オークション分析」でデータを参照することができます。

アトリビューションレポート(検索ユーザーの行動経路レポート)

Googleアドワーズ アトリビューションレポート

Googleアドワーズ アトリビューションレポート

ユーザーがコンバージョンを達成するまでにたどった経路を確認し、コンバージョンまでに経由した広告やクリックなどのさまさまな要素に貢献度を割り当てることができます。

投資収益率

費用に対する純利益の割合です。個々の目標に関する広告掲載の貢献度を示す最も重要な指標の一つであり、広告最適化、予算調整、キーワード最適化など掲載結果の向上にも役立ちます。投資収益率が高いほど良い数値だと言えます。

投資収益率の計算式

投資収益率 = (収益 ― 売上原価) / 売上原価

広告表示オプション

Googleアドワーズ 広告表示オプション

Googleアドワーズ 広告表示オプション

検索広告の表示枠を大きくすることができます。
広告の認知度、クリック率の向上だけではなく広告ランクも上がり上位表示されやすくなります。

サイトリンク表示オプション

  • 電話番号表示オプション ※ボタンを押すと課金されます。
  • 住所表示オプション ※店舗付近にいる人に表示されやすい
  • レビュー表示オプション
  • コールアプト表示オプション
  • アプリリンク表示オプション

最適化タブ

Googleアドワーズ 最適化

Googleアドワーズ 最適化

アカウントの過去の掲載結果やキャンペーンの設定、Google検索のボリュームやトレンドを考慮し掲載結果の向上につながり改善提案を自動的に生成します。

入札単価シュミレーション

過去7日間のデータをもとに異なる入札単価を設定した場合に広告掲載結果がどのように変化するかを確認できます。

入札単価シュミレーション

キーワードの入札単価を変更することでクリック費用、クリック数、インプレッション数、コンバージョン数がどのように変化するかシュミレーションする

目標コンバージョン単価シュミレーション

目標CPAの変更が広告掲載結果にどのように影響するかを推測できます

モバイルの入札単価調整シュミレーション

モバイルの入札単価調整の変更が端末ごとの広告掲載結果にどのように影響するか推測できます

入札単価調整

入札単価調整を使用するとユーザーが検索を行うデバイス、地域、時間帯に応じて広告を表示する頻度を調整できます。

地域別入札単価調整

地域別の掲載結果を確認して、目標に応じて入札単価調整を設定します。

複数の入札単価を同時設定

1つのキャンペーンや広告グループに複数の入札単価調整を設定すると、通常はそのすべてを掛け合わせたものが実際の値になります。

計算例

  • 上限クリック単価 100円
  • モバイルの入札価格調整 +40% →140円
  • 地域の入札単価調整 +10% → 154円

入札戦略(=ポートフォリオ戦略)

Googleアドワーズ 入札戦略

Googleアドワーズ 入札戦略

拡張CPC

コンバージョン数が最大化されるように個別単価設定が自動的に調整されます。
拡張される範囲は ―100%~+30% で行われます。

検索ページの目標掲載位置

検索結果の最初のページやページの上部に広告を表示できる機会が増えるように、入札単価が自動的に調整されます。

目標コンバージョン単価

目標コンバージョン単価(=コンバージョンオプティマイザー)によって
予算内でコンバージョン数を最大化できるように入札単価が自動的に調整されます、

目標優位表示シェア

検索結果ページでの掲載順位で上回りたい広告のドメインと回数を指定することで、その目標を達成できるように入札単価が自動的に調整されます。

クリック数の最大化(=自動クリック単価)

一定の予算内でトラフィックの少ないキーワードのクリック数を増やし、クリック数を最大化できるように入札単価が自動的に調整

目標広告費用対効果

指定した目標広告費用対効果(ROAS)でコンバージョン数を最大化できるように入札単価が自動的に調整

リマーケティング

過去にサイトを訪問したユーザーを対象に広告を配信します。
また、そのユーザーに合った広告を表示し個別に入札単価を調整したりすることができます。

Googleの調査によると検索広告の総表示回数の約3.1%はサイトに一度以上訪問したユーザーによるものであり、訪問ユーザーは新規ユーザーに比べてクリック率が約1.8倍高く、コンバージョン率が約2.7倍高いという結果が出ています。

広告テキストのカスタマイズ

通常と違う広告を個別に表示できます。

入札単価の最適化

個別のページを見たユーザーの入札単価を調整できます。

キーワードの拡張

サイト訪問者に対してのみ、メッセージ性の強いキーワードを使用する。

Google AdWordsツール

クライアントセンター(MCC:My Client Centerの略)

Googleアドワーズ クライアントセンター申し込み画面

Googleアドワーズ クライアントセンター申し込み画面

1回のログインで複数のAdWordsアカウントを管理することができます。

複数のアカウントを持つことで各種レポート、請求書を分けるメリットがあります。

公式ホームページ: Googleアドワーズ クライアントセンターの申し込み画面

AdWords Editor

Googleアドワーズ AdWords Editorダウンロード画面

Googleアドワーズ AdWords Editorダウンロード画面

キャンペーンをオフラインで効率的に編集できる無料ツールです。

AdWords Editor上ではキャンペーン、広告グループ、キーワード、広告のコピーが容易に行えます。

また、ファイルのエクスポート、インポートも行えるため大量に広告を入稿する場合などに効果を発揮します。

公式ホームページ: Googleアドワーズ AdWords Editorダウンロード画面

効果的な使い方

  1. 編集したいアカウントを選択し、AdWords Editorに最新のデータをダウンロードします。
  2. AdWords Editor上で編集を行います。
  3. AdWords Editor上からデータをアップロードすします。
  4. オンラインの管理画面にデータを反映させることができます。

AdWords API

Googleアドワーズ AdWordsAPI

Googleアドワーズ AdWordsAPI

AdWordsサーバーと直接連携するアプリケーションを作成し、大規模で複雑なAdWordsアカウントとキャンペーンを効率的に管理できます。

公式ホームページ: Googleアドワーズ AdWordsAPIの申し込み画面

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