今回はチラシについて解説していきます。
みなさん最近 チラシをじっくりみたことありますでしょうか?
昔と比べて新聞を取っていない人も多いので、最後にチラシを見たのが数年前という人いるのではないでしょうか。
しかし、今でも毎日4,000万近いチラシが配られて、情報収集の一つの手段として利用されています。
今回は店舗型ビジネスでは欠かせないチラシ集客について解説していきます。
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チラシはどんな人が見ているの?
チラシ作成
主にはシニアと主婦がチラシを見ています。
シニア層は新聞の購読率も高く、最もチラシに接触している層になります。
主婦も近所のスーパーの特売情報や地域情報をチェックするのに利用している人が多いです。
逆に若い世代、学生やサラリーマンはチラシをあまり見ていません。
若い世代はスマホから主に情報を収集しているのでチラシはほぼ見ていないと思われます。
サラリーマンに関しても土日は見ているかもせしれませんが平日じっくり目を通している人は少ないとされています。
チラシを撒くのにかかる費用
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1部チラシを撒く費用としては5円程度かかります。
内訳としては印刷代が2円、折り込み代が3円程度になっています。
また、もっともB4サイズが利用されています。大きいサイズは値段が高く割高になる傾向になります。
例えば商圏5kmでチラシを撒くとすると約5~10万部になるため25万円以上が必要になります。
チラシの反応率
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チラシを撒いてどれくらい反応があるものでしょうか?
一般的には0.1%と言われています。1,000枚のチラシで問い合わせが1件です。
不動産などの高価格な商品であれば更に反応率は低くなります。
インターネット広告は数%と言われているので反応率はあまり良くないです。
なぜチラシで集客するのか?
チラシ作成
チラシが他の広告と違い下記のような特徴があるからです。
- シニア層、主婦にリーチできる
- デザインや画像が自由に決めることができる
- 配布する地域が限定できる
チラシに向く業界は?
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地域が限定されるビジネスでは今でも利用されています。
- 不動産
- リフォーム、建設
- 飲食店
- ドラックストア
- マッサージ
- スポーツジム
- パチンコ
- 家電量販店
- 携帯ショップ
- ホームセンター
- ショッピングモール
- 学習塾
- 自動車販売
また、シニア層がメインの購入層の業界にも利用されています。
- 健康食品通販
- 化粧品通販
- リゾート旅行
(参考) 一般社団法人日本新聞折込広告業協会 月間折込広告出稿統計データ
チラシがまかれる時期
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地域ビジネスの業界が多い為 土曜日に集中する傾向があります。
また、年間を通して在宅時間が多い正月の12月、新生活が始まる4月前後に効果が高いと言われています。
集客できるチラシの作成方法
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初めてチラシで集客したい場合は直観、自分のセンスで決めてしまう人が多いですが、
手順を踏んでチラシを作成すれば集客の成功率が高まります。
今回は手順を追って説明していきます。
チラシを作成する前に
想定ターゲット、居住地域(=チラシを撒く範囲)を再度 確認しましょう。
自社のことは十分わかっているつもりになっている企業も多い為 再度最新の状況を確認することをおススメいたします。
もし初めて発売する商品の場合は想定ユーザーを直接集めることが必要です。
例えば主婦であれば下記のような場所で協力者を探すと良いでしょう。
- 地元の自治会
- 主婦サークル
- 主婦が多い企業
シニア層であれば下記のような場所に集まっている可能性が高いです。
- 地元の自治体
- シニアクラブ、サークル
チラシの作成
キャッチコピー、デザインの作成しましょう。
キャッチコピーに関しては価格、効果、希少性、デザイン性などポイントによって複数作成してみましょう。
魅力については競合他社、市場の状況によって大きく左右されるため他社調査が必要不可欠です。
デザインに関してもキャッチコピーに合わせ複数作成しましょう。
過去に実績のあったらキャッチコピー、デザインを参考にすることも有効です。
一般的にデザインに関しては男性は文字、女性は写真・イラストが有効と言われています。
チラシの確認
想定ターゲットに事前に確認してもらうと有効です。
特に自社の愛用者に確認してもらうことが一番良いとされています。
また、チラシを数パターン作成し費用対効果を小規模で確認することも非常に有効です。
これはアプリのリリースの際もよく使われるテストマーケティング手法です。
チラシを撒く
新聞折り込みが有名ですが、それ以外にもチラシを撒く方法があります。
- ポスティング・・・新聞読まない層にも配布することができます。
- 直接配布・・・通りを指定することができます。駅前、学校の近くで配布することが一般的です。
- 同封・・・ターゲットを絞ることができます。通販のチラシ、専門雑誌に折り込む方法があります。
効果測定
チラシの効果を測定してみましょう。
最近ではチラシにホームページのURLを記載するケースも多い為 チラシ前後のアクセス数を比較することが有効です。
電話やFAXでの問い合わせをした人の属性を収集することで想定ターゲットのずれを確認することもできます。
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